もっと鉄スキ大スキ! 〜LODGE SKILLET RECIPE BOOK 2〜【オリジナル鉄スキ付き】 (ワールドムック) ムック

品切れ続出の限定本がなんと6冊も近くの本屋にあったので、思わず衝動買いです。

もっと鉄スキ大スキ!  表紙

本の部分とフライパンの入っている付録部分(ダンボール箱)に分かれています。
もっと鉄スキ大スキ!  付録と本

付録のダンボールを開けた所です。ブランドのラベルが付いてますね。
もっと鉄スキ大スキ!  付録の蓋を開けた

フライパンの大きさは比較的小さめですね。目玉焼きが1個作れる位の大きさでしょうか。一人用には調度よいですね、私は気に入ってます。
もっと鉄スキ大スキ!  大きさ

フライパンの裏面にはLODGEのロゴがしっかり入っています。いい感じですね。
もっと鉄スキ大スキ!  LODGEロゴ

電車に乗れない人たち

この書籍は、いわゆる「医師」が書いた本ではないですが、あまり知られていないパニック障害を大変わかり易く書いてあります。いわゆる医学書と違い、初めてパニック障害に接する方(ご家族など)にはうってつけの本だと思います。数時間で簡単に読み切ることができます。

パニック障害と診断させれても、人に説明するのが凄く難しと思います。そんな時にオススメの一冊です。この本を周りの人に読んで頂ければ、どのような状態か分かって頂けると思います。

コンサルタントの教科書

この本は独立後開業された方に紹介されて読みました。タイトルに教科書とあるだけあってコンサルタントを業とされている方にとって参考になる部分があると思います。私も他の社労士に紹介しました。
この本の筆者は、月額30万以上という高額の顧問契約をされています。ここが社労士業界とは大きく異なる部分です。社労士の場合、顧問契約の月額は決して高くはなく、東京でも最低5,000円/月というのを聞いたことがあります。社労士によって顧問料に対する考え方は千差万別だと思いますが、士業も民間企業である以上、高付加価値の商品を高価格で販売する方向に進むべきだと思っております。少なくとも私はそうなりたいと思って日々仕事をしております。
一般的に社労士事務所では、社労士1名~数名に加えて社労士の2~3倍程度の非社労士のスタッフで構成されております。この為、社労士事務所というビジネスは「比較的低価格の商品も販売している会社」と言えます。これに対して筆者は一人で活動し、月に1社あたり30万の顧問料を頂いているそうです。こうなると、自分一人でできる限界というものにぶつかります。これは筆者も考えられており、すなわち自分一人でできる範囲のお客様と密に付き合う、という方針を取られているようです。
社労士事務所の場合、東京や大阪などの一部の大都市を除けば社労士が一人の事務所が圧倒的に多数を占めます。この為、自分の名前を売って、自分のスキルで勝負、という考えが根底にあるように思います。では筆者の様に「高価格商品を売る」商売を目指しているのか、と言えばそうではないと思います。それは、最初一人から始めた社労士事務所が最初に雇用する従業員は非社労士が圧倒的に多いからです。自分でさばけなくなった仕事をバックオフィス的にやってもらうスタッフという位置づけです。資格商売である以上、ある程度このような考えかたはありだと思いますが、社労士と非社労士では社労士の方が圧倒的多く、かつ一人一人の社労士が自分で稼げるような事務所を目指して行くべきではないかと思っております。なぜなら、民間企業では従業員の一人一人がお金儲けをするのが当然だからです。社労士事務所では一人の社労士を非社労士のスタッフがお手伝いをする、という構図が多いのですが、これは民間企業の常識から大きく外れているのではないでしょうか。

月刊 企業実務

この書籍は月刊誌で、財務会計と人事労務管理の2分野を扱っております。2分野あるので、各記事は比較的短めです。ただ、人事専門雑誌に比べると、短い記事ながら、キラリと光る内容があり、結構愛読しております。コラムも独立されている社労士さんや税理士さんには楽しく読める内容だと思います。人事や税務の専門家の方は当然別途専門誌を愛読されていると思いますが、鞄に忍ばせておいて、ちょっとした空き時間に軽く読める専門誌としてお勧めです。小説で言えば短編小説、のような感じでしょうか。

2014年11月号の内容(一部抜粋)

■中小企業がいま取り組むべき「中期経営計画」づくり

■産業医の上手な選び方と付き合いかたマニュアル
私も有名な産業医の先生の話を何度かお聞きする機会があったのと、個人的に色々とお話を聞かせて頂くこともありました。特にうつなどの精神疾患の従業員との扱いではいつも苦慮する問題です。
産業医とはどうゆう存在なのかというところから解説されております。

社労士 大槻哲也の奮闘記

この本は、タイトルと内容に多少の齟齬がある気がします。良く言えば、全ての社会保険労務士及び職員に必読の書だと思います。社労士の独占業務について詳細に記載されております。社労士試験に社労士法が出題範囲に含まれておりますが、なかなか社労士法をきちんと勉強する機会は少ないと思います。社労士会の役員になって始めて社労士法を本格的に勉強した、という話も聞きます。このようにまとめて社労士法を勉強してみたい方にも大変オススメの書となっております。この本は小説風の作りになっていますので、1ページ目から順に気持よく読み進めていけます。拾い読みや飛ばし読みをする必要がありません。そのくせ、きちんと勉強できる書き方になっており、他にない充実した作りです。先日も助成金申請書などにある事務代理と提出代行の違いを、この本で確認しましたが、細かな点で気になる事や念のため確認したい事があると都度確認できるのも、この本の良い所です。
専門書を執筆する方の参考にもなるかと思います。

特に圧巻なのは、社労士の歴史について詳述されている部分です。過去の歴史から始まり著者が社労士会連合会の会長を退任されるまでの主要な出来事が記載されております。その中でも、税理士会との独占業務の範囲をめぐるやり取りは時系列で相当詳しく書いてあり、当時の社労士会連合会の会長であった著者であるからこそ知っている内容、書ける内容も相当含まれております。ここには、いわゆる「年末調整」業務に対する「答え」が記載されていると言っても良いと思います。税理士との隣接業務でお悩みの社労士の方、また税理士の方には、せひ一読されることをお勧めします。

また、社労士事務所の採用試験にも適しているかも知れません。

私も二度ほど通読しましたし、必要に応じて部分的に読み返しております。

他に類を見ない名著だと思います。