私学高校の選び方

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私学高校選びは、中学3年生にとって、とても重要な選択となります。

私学の選択時を分類すると下記の3種類になるのではないでしょうか。

①公立高校にはない特徴ある高校で充実した3年間、飛躍の3年間にする。
②公立高校が不合格になった際の進学先とする。
③公立トップ校を遥かに凌ぐ進学率を誇る有名私学に行く。

まず、①ですがスポーツ系の強い高校で全国大会を目指す場合などです甲子園出場などですね。
でもそれ以外にも多数あります。例えば英語を中心に据えてくれる国際科なども人気で、担任の先生がネイティブでホームルームなどが全て英語でされるところもあります。
このように、身近な所で、特色ある私学が多数ありますので、好きな教科があれば、それを特色にしている高校を探すのが良いと思います。
心身ともに大きく成長する3年間ですから、本人がやる気を持てる教育課程を選ぶことが重要ですね。

次に「②公立高校が不合格になった際に、進学先として受験する」ですが、これが正直一般的な私学の選び方ではないでしょうか。

兵庫県の私学高校の入試には、下記の出願方式があります。

方式 内容
専願  公立高校を受験することなく入学する
併願A 公立高校 の第1志望が不合格になったら入学する
併願B 公立高校の第1志望と第2志望が不合格になったら入学する

※併願A、Bは学校により呼び方が違います。

なぜ、このように別れているかといえば、一つは「受かりやすさ」があります。
専願が一番受かりやすくなります。ただし、合格すると公立高校は受験できません。
併願Aは、公立高校の第2志望を書くことができません。即ち、第1志望が不合格になった時点で自動的に私学になります。
併願Bが、公立高校を普通に第1志望、第2志望を書くことができて、第2志望が不合格になった場合にのみ私学になります。
ただし、当然併願Bが一番受かりにくくなります。

このように、どの方式で出願するのかも大変重要です。公立の第2志望よりも、私学の方が良い、というお子さんは結構いらっしゃいます。
この為、あえて第2志望を書かずに公立高校を受験することもあります。

最後に「③公立高校を凌ぐ進学率を誇る有名私学を受験する」ですが、これは兵庫県内になある灘高校や甲陽学院を受験する場合です。
ここを受験される親御さんは十分な知識をお持ちだと思いますので、詳細は割愛します。

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