落語家 林家染二 師匠による研修会

このエントリーをはてなブックマークに追加


本日の社労士会の研修は、落語家 林家染二さんによる研修会でした。内容は、「雑談力~相手の心を掴むコミュニケーション~」です。

落語家の師匠だけあって、声の大きさに驚きました。
さんは、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と全てで講演されており、今も神戸大学で講座を持たれています。

落語家の方は、師匠に快適に過ごして頂けるように、師匠の気持ちをわかるように最大限努力して訓練されるそうです。
それは、師匠に入門すると、食事は無料だし、稽古も無料です。その為、なんとか師匠に気に入ってもらって、稽古を付けてもらえるように頑張るのだそうです。
そのことを染二さんは「快のアンテナ」と呼ばれていました。人を心地よい「快」の状態にすることを必死で学ぶのだと言われていました。
結局、それが、お客様に落語を聞いて頂く際の強い武器になるそうです。お客様に「快」の状態になって頂かないと、次回見に来て頂けないというシビアな世界なのだと言われておりました。

我々社労士もセミナを開催しますが、同じ事が言えると思います。TEDなど見て勉強していますが、なかなかアンケートなどを見ると満足度が一定の割合を超えません。
落語家は、人から好かれる人間性がとても重要なのだとお話頂きました。なぜなら、一人で何役もこなす落語家は、自身が嫌われると、演じる人全てが嫌われる(好感を持たれなくなる)のだそうです。

社労士含めセミナ講師を業とされている方は皆さん同じなのだと思いました。自身が好かれていない人間性だったら、例えセミナの数時間でも、やはり嫌悪感を持たれるのだと思います。
普段から人に好かれる人となることがとても重要なのだと改めて感じました。

セミナの様子
最後に落語の披露があると聞いていたので、スーツ姿で登壇された時は少し驚きました。
落語家林家染二師匠研修会

落語の様子
最後に約30分の落語がありました。噺の題は忘れてしまいましたが、手押し俥の話でした。
最初は時事的な小話から入って、最後に本格的な落語の噺でした。こんな充実した研修会は初めてでした。
落語家林家染二師匠の落語

(元町私学会館)
社労士会の研修は、よく元町駅の近くにある私学会館で開催されます。夕方から開催される研修会の前によく行く「立食いうどん」屋さんです。
元町駅立食いうどん

今晩の簡単な夕食です。
元町駅立食いうどんのメニュー

(社労士会の研修会)
社労士会の研修会は、労務管理や社会保険に関するものが大半で(当然かも知れませんが)、それはそれで大変役立つし重要だと思っております。ただ、各支部が同じような内容の研修会を開催することが多く、重複している感が否めません。

その点、今年の神戸西支部の研修会は凄いと思っています。異業種の先生による研修会が多く、大変面白くバラエティ豊かです。以前も「アンガー・マネジメント」の研修があり、西脇支部に所属する加西事務所の社労士も参加しておりました。今後も画一的にならず、多方面から研修会を開催して頂ければと願っております。

林家染二さんの公式ホームページ
http://www.somejirakugo.com/

2015年11月27日